くらそうねット《fp-crasso》しあわせ環境は自分で作るもの|

コラム

一見無駄に見えるかもしれないけれども・・・

私たちは家計管理において、食費・水道光熱費・医療費など…”生きる”ための費用を「基本生活費」、増えたら嬉しい支出を…「よりよく”活きる”ための費用」、一般的にはこれらを合わせて「生+活」費と呼んでいます。

この季節は確定申告と家計決算の時期ですが、結構面倒ですよね。
でも、なぜこれらの確認作業をするかと言うと…「欲しいモノを欲しいトキに買いたいときに買いたい!」から。
だからこそムダを省いて、予算からの支出をするのです。

商品の所有(ハード)を重視する消費行動を一般的には「モノ消費」と言いますが、最近はモノを持たない支出も増えてきました。

皆さんはどういう事が分かりますか?

一つ目は「コト消費」

例えば、旅行に行く、エステに行く、楽器やスポーツの体験(学習)などサービスを利用することで得られる経験や体験する消費行動のことです。

最近は一回限りの支出ではなく、月会費のスポーツジム、インターネット動画配信サービス、サブスクリプションなど、繰り返し使える料金定額使い放題サービスも増えてきました。
つまり、いつでも自分が好きな時に繰り返し使える、モノを持たない「支出」です。

二つ目は「トキ消費」
博報堂生活総合研究所が2017年から提唱している新しい概念として、
「その日」「その場所」「その時間」でしか出来ない消費を「トキ消費」と呼んでいるそうです。

では「コト消費」「トキ消費」、何が違うのでしょうか。

一つ例として挙げるとすれば…オリンピックやワールドカップの現地観戦が挙げられます。

わざわざ高いお金を払って暇と時間を掛けて海外へ行くのです。
もし、テレビやインターネットのライブ中継を見れば、現地に行くことなく暑くも寒くもない快適な部屋で、しかも最前列の特等席で観戦できる訳です。

でも、なぜそのような一見無駄に見えるような「消費」をするのでしょうか。

それは「その日」「その場所」「その時間」でしか体験できないからです。

時間や場所が限定されていて同じ体験が二度と出来ない「非現実性」や、不特定多数の人と体験や感動を分かち合う「参加性」、盛り上がりに貢献していると実感できる「貢献性」など、そこに行く事によって現地の空気感、匂い、言葉、汗、涙など…を共有できます。

そこに価値観を見い出すのです。
「コト消費」では満たすことのできない体験が「トキ消費」では可能になります。

リモートでの英会話教室でも良いけど、海外へ留学しよう!
そんな価値観ですよね。

皆様はいかがでしょうか。
皆様の夢の実現へ向けて私たちはお手伝いいたします。
ぜひコンサルタントにご相談下さい。





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