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コラム

「思い」と「思いこみ」

私が所属しているある団体の中で最近こんなことがありました。

団体活動の事務連絡用のグループチャット(LINEグループなどのグループウェア)があるのですが、そこで一方的に自分の主張を発信する会員さんがおりました。

これから開催する事業の準備や報告(例えば…集合時間についての連絡)など活動に関してのものではなく、事業には全く関係ないものでした。

管理者の立場からご本人へ注意するとともにグループチャットから一度外れて貰ったのですが、解ってもらえず逆に気分を害されてしまいました。

ご本人は主張ではなく只の情報提供だと仰ってましたので、事務連絡の範疇でありきっと自分の中での正義があったのでしょう。

いま発信しないといけない、伝えないといけないという皆に対する「思い」からだったのでしょう。

「思い」とは、自分の心の中にある感情や考えを表す言葉です。
例えば、「あなたのことを思っている」という表現は、相手に対して愛情や思いやりを持っていることを表します。

一方、「思いこみ」という言葉もありますが、「思い」「思いこみ」は、似たような意味を持つものですが微妙に異なるニュアンスがあり、「思いこみ」とは、自分の主観的な経験や感情に基づいて事実と異なる判断をしてしまうことを指すそうです。

例えば、「相手から嫌われていても私が嫌いでなければ」実際には事実ではありませんよね。

「彼女は私を嫌っている」という思い込みは、自分の主観的な感情に基づく判断だからです。

相手の話を聞かずに自分の主張を押し通す人は自分の主張に固執するのでコミュニケーションがうまく取れなくなることがありますし、相手から誤解されると、周りから「空気が読めない人」って言われてしまうかもしれません。

現在進行形で進んでいる事態ではありますが、着地点はどうなるでしょうか。

ここでこう書いていたらまた誤解されるかもしれませんが、私の正直な気持ちです。





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