くらそうねット《fp-crasso》しあわせ環境は自分で作るもの|

コラム

個人賠償責任保険のおはなし

先日こんな事がありました。

 

息子が幼稚園の園庭で遊んでいました。滑り台の階段を登ったところ、そこに眼鏡が置いてあったため、邪魔だと思い放り投げた・・。すると、他の子の自転車に衝突し壊れてしまったのです。

「僕は悪くない、○○くんがそこに置くから悪いんだ」 と言ってたのですが、次第に自分が悪いのに気づき謝っていました。子供の眼鏡って結構高いのです。もちろん弁償する事に。

 

私たちが日常生活の中で他人(いわゆる第三者)に対してケガをさせたり、人のモノを壊してしまったりして法律上の損害賠償義務を負うことがあります。

 

その時に対応できるものが「個人賠償責任保険」です。

偶然な事故により他人へ賠償すべき事由が発生した場合、この保険を使う事ができます。買い物中に商品を落として壊してしまった、スポーツ中に体育館のガラスを割ってしまった、水漏れ事故を起こしてしまった、などなど・・。しかも、一人だけではなく家族全員(!)補償されるだけでなく、家族の一員である飼い犬などペットも含まれます。他人に噛み付いたなど、迷惑をかけた場合も補償されるのです。

 

補償額1億円でも、保険料は月100円ほど。かなり安いです。でも、この商品は単品では販売してくれません。損害保険会社は保険料が安すぎて採算が取れないからです。ではどうするか。

 

① 自動車保険に追加する
自動車保険も賠償責任保険です。車両やケガの補償以外にも、対人賠償・対物賠償など賠償責任保険が付帯されていますが、ここに個人賠償責任特約を追加できます。

 

② 火災保険に追加する
建物や家財の火災保険に追加する事ができます。賃貸住宅においては、水漏れ事故や火災に対応できる、個人賠償責任特約+借家人賠償責任特約+修理費用担保特約とのセットプランが一般的です。

 

③ クレジットカードに追加する
皆様がお持ちのクレジットカード会社にて加入する事ができます。海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、携行品損害など、カード種別により自動付帯されているものに追加します。

 

賠償事故はいつ起きるか分かりません。転ばぬ先の杖、ぜひ準備されてはいかがでしょうか。





Home
電話
Mail