師走と年の瀬と予算管理
皆様にとって今年はどんな年でしたか?
12月は「師走」と書きます。
これは師匠の僧(お坊さん)がお経をあげるために、忙しく東へ西へ馳せ参ずることから、「師馳す(しはす)」と呼ばれるようになったそうです。
また「年の瀬」とも言いますよね。
江戸時代は醤油や米などを「ツケ」で買うことがほとんどで、溜まったツケの清算がまとめて年末にやってくるためその支払い資金を工面しなければならなかったそうです。川の急流を意味する「瀬」を取って年の瀬という表現を使うようになったとのことです。
買い物の回数を減らせば・・・無駄なものを買わなければ・・・とか考えたりもしますが、それもつまんないですよね。
「ツケ」の催促が来てから、右往左往するのは大変です。
① 財布から出す
② 貯金箱から出す
③ 貯金箱から育った分を出す
(キャピタルゲイン) 苗木を木に育てる
④ 貯金箱から稼いだ分を出す
(インカムゲイン) 木から果実を収穫する
でも、「ツケ」の支払準備ができていればどうでしょうか。きっとみんな笑顔でしょう。
昔も今も予算管理は大切ってことです。
2017年も残りあと1週間、楽しい「師走」「年の瀬」をお迎え下さい。