家計簿ってめんどくさいのです
先日、福島市主催「平成26年度市民講座 生活学~いまさら人に聞けない6つの疑問~」にて講座を開催しました。6週連続・全6コマのうち私は2コマを担当。
まずは、
家計そのⅠ「人生のアクシデントにどう備える?」
社会保障や企業保障、卒業できる保険、はたまた…貯蓄が保障に!? ゲームやワーキングも盛り上がり、楽しく学ぶ場となったと思います。
翌週のテーマは…
家計そのⅡ「家計簿をつける意味?~家計簿から明日のことを考える~」
家計簿ってめんどくさいのです。なんで面倒なのか。家庭における優先順位が低いからかもしれませんね~。
「家計簿で仕分けして支出を確認するより、スーパーのチラシを見て特売を確認する。」
こんな優先順位です。
・めんどくさい
・つけても家計がよくならない
・つけないといけないの
・嫌なもの
・つけてるけど自信がない
・もっと簡単ならいいのに
では、皆さん考えて下さい。
家計簿って何でつけるのですか?
家計簿をつけなくても生活できればそれでいいんじゃないでしょうか?
お金に困らないマネープランから、希望を叶えるライフプランへ。そして夢を実現するドリームプランへ。まずはそのステップアップ。皆さんの夢を書き出して下さい。そのライフプランが予算になります。予算があるから決算なのです。
結論からいうと・・・予算が守れていればそれでいいんです。
昔、ありませんでしたか?
旦那さんが貰ってきたお給料を、封筒に入れます。食費はいくら、光熱費はいくら、新聞代は、子供の費用は、塾の月謝は兄弟2名で2万円。そこから支払います。それが予算です。余ればオッケー、足りなければ特別な支出なのか、はたまた予算が間違っているのかの確認です。
予算がいくらになるか、その現状分析が家計簿です。3か月間データを取ってみて下さい。その3か月の平均が予算書の元になるかもしれませんね。
「家計簿ソフトに入力して、きれいに仕分けできた」
それが目的ではありません。 皆さんの人生での目標、ライフプランは家計簿をつけることではないと思います(当然ですよね・・・)。
「これがお得ですよ」 「儲かりますよ」
「もっと節約しましょう」 「無駄を省きましょう」
本当にそうですか?
そのためには時間を味方にします。お金を味方にします。金融のチームワークを考えればいいんです。そしてお金を使って貰いたいです。貯めるだけではダメ。きちんと消費して、世の中の経済活性化をして下さい。
お金と時間(財布と貯金箱)を管理できるコンサルタント、私は「所得プランナー」です。マネーバランスFPといいます。