消費からマネーバランスを考える
先日、独立行政法人国民生活センター主催の「平成28年度全国消費者フォーラム」に
参加してきました。
学校、行政、消費生活センター、NPOなど、全国の消費者団体が「消費者問題にかかわる実践活動・調査研究」を発表する場でしたが、私たちマネーバランスの考え方にも大きく通じるものでした。
家計決算=マネーマネジメントがありますが、これは・・・いわば家庭における「棚卸」です。
家計貸借対照表にて「在庫確認」もしますし、家計損益計算書にて、年間の「収入」「売上」と「支出」「経費」も確認しますよね。
ライフプランにおいて、「この3年間だけ」我慢するのはいいのですが、「ずっと我慢する」のでは生活が楽しくない…。
でも、長期的な視野に立った予算管理ができれば、明るい「未来」が見えてきます。
「金融」はより良く活きるための生活の「知恵」であり「手段」の一つですが、「消費」はより良く活きるための生活の「糧」であり「目的」の一つかもしれません。
「金融」は金融庁、「消費」は消費者庁の管轄ですが、そこには罠やトラブルがあるため、消費者保護の観点から密接に関わっています。
だからこそ「金融」を学んでいきましょう。その先には「価値のある消費」ができる「糧」、つまり「未来」があるのです。