信頼のキャッチボール
「何であんな事言ってしまったのだろう…」
相手や仲間と些細な事で行き違いがあり、自分の意思とは反する方向に進んでしまう…そして後でガッカリする。そんな事ってありませんか。
服のボタンの掛け違いです。
ボタンの穴が一個ずつずれてる(笑) 一回外してまた付ける…とか。めんどくさいけど直さないとお出かけできない~とか^^
皆さん、キャッチボールをした事ありますよね( ・∇・)
公園でのパパと息子のキャッチボール。近くからボールをひょいと投げてあげて見事キャッチできて「よく捕れたね~q(^-^q)」と褒めてあげると、息子は誉められてニコニコします。
パパと息子のキャッチボール。そこには信頼関係があります。
ではもう一つ。
「思う」と「想う」の意味の違いを考えてみましょう。
「思う」
意味 :自分の脳の中で感じる心。
使い方:美味しいと思う、自分の思い通り、やっとの思いで
「(自分は)こうだと思う。」「(自分は)そうは思わない。」など、自分の意見や自分が感じたことに『思う』を使います。
『思』という漢字は「田」と「心」から成り立っており、「田」の語源は「(子供の)脳」です。したがって、「思う」=「自分の脳の中で感じる心」を意味します。
「想う」
意味 :相手を想う心。感情が込もった “おもい”。
使い方:相手を想う気持ち、故郷を懐かしく想う、愛する妻を想う
「好きな人を想う」「故郷の母への想いを伝える」「片想い」…といったように『想う』は思慕(しぼ)の情や恋焦がれる気持ち(愛情)など、自分の感情をより強く伝えたい時に使います。
『想』という漢字は、「相」と「心」から成り立っていることから、『想う』=「相手を想う心」を意味します。感情を込めたい時やある対象を想像して思い浮かべる時に使います。
キャッチボールの基本は…相手の「胸」に「おもいやり」を持って「捕りやすいスピード」のボールを投げることです。
そして、受ける者は「捕りやすい」ところに投げてくれて「ありがとう」と「感謝」の気持ちを持って受けることです。
私たちコンサルタントはお客様と毎日キャッチボールをしています。一度受けとめてから相手にボールを返す。一つできれば、次の投げかけ=トライです。仲間やチーム内でもそうですよね。
自分自身の心である「思う」も大事。
相手を想う心である「想う」も大事。
向かうべきベクトルが同じだからこそ、泣いて笑って喧嘩して(う~ん…何かの主題歌みたい~) 前へと進むのです。
行き違いやボタンの掛け違いがあったら…信頼のキャッチボールをしてみて下さい。相手が受けとめてくれた時、そこにきっと笑顔が生まれます( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆