消費からマネーバランスを考える
消費者庁では「消費者白書」を毎年発表しております。
その中で「あなたの世帯の消費への支出額を今後3か月の間について去年の同期間と比べてどのようにしていこうと思っていますか」と聞いたところ「減らそうと思っている」と回答した人の割合が24か月連続して50%を超えたそうです。
一方、「増やそうと思っている」と回答した人の割合は、4~7%台と低い状況となっています。「減らそうと思っている」と回答した人にその理由を聞いたところ「所得が減ると思うから」と回答した人が常に最も多くなっております。
「消費」を辞書で引いてみると…
①使ってなくすこと
②人が欲望を満たすために財貨・サービスを使うこと「個人消費」
…と書いてあります。
私たちは日々の「消費」を増やすために働いたり貯蓄や運用をしています。
ムダを無くして本当に必要なモノを買う。
住居費・教育費・耐久財・レジャー費は増えたら嬉しいものであり、老後資金はリタイア後に楽しむためのもっとも価値ある「消費」なのかもしれません。
「金融」とはより良く活きるための知恵。
だからこそ「消費」からマネーバランスを考えてみませんか。